2015/09/24 温泉ぽんぽこたん ◇飲泉所あり, ◇黄緑色の湯, ◇湧出量 毎分300L以上, ◇溶存物質1g/kg以上, ★三重県の日帰り温泉, 三重県 東紀州 湯元山荘 湯ノ口温泉

湯元山荘 湯ノ口温泉 三重県の日帰り温泉の地図と感想口コミレビュー

湯元山荘 湯ノ口温泉の地図


湯元山荘 湯ノ口温泉の情報

湧出量が豊富な割には・・・販売や節約、分割しているので温泉。

所在地および営業時間

三重県熊野市紀和町湯ノ口10
0597-97-1126
9:00~21:00(最終受付20:15)
定休日 記載なし

入浴料金

大人 540円
小人 270円

シャンプーリンスボディーソープあり ロッカー鍵つき


湯元山荘 湯ノ口温泉の温泉成分・泉質

源泉名 新湯ノ口温泉
泉質 ナトリウム・カルシウム塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
湧出量 毎分1200L(実際の供給量は300L/minとの口コミあり)
溶存物質 1.39g/kg
源泉温度 45.7度
PH 8.0
色 黄味がかって僅かに濁る
匂い 独特の匂い 塩素臭はなし
加水なし 加温なし 循環ろ過情報なし 消毒情報なし(ありとの情報もあり) 毎日水抜き清掃

湯元山荘 湯ノ口温泉の効能

神経痛 筋肉痛 関節痛 五十肩 運動麻痺 うちみ くじき 痔疾 冷え性 疲労回復など

湯元山荘 湯ノ口温泉のお風呂

内湯 露天風呂 立湯 寝湯

湯元山荘 湯ノ口温泉に入浴した感想とレビュー(ひとり口コミ)

三重県を紀勢自動車道を南下すること2時間。途中で「道の駅紀伊長島マンボウ」に立ち寄り少し休憩をとりました。道の駅紀伊長島マンボウには柑橘類のジュースと魚の燻製などの特産品が売られており、売店はきれいな施設でトイレもきれいでした。そこで梅干しとお茶を買い、魚には見向きもしましたが買わずに出発しました。鬼ヶ城(公式リンク)花の窟(公式リンク)という世界遺産を観光してから湯ノ口温泉を目指しました。
世界遺産 鬼ヶ城の写真
世界遺産 鬼ヶ城(筆者撮影)
鬼ヶ城の景色の美しさといったら、これは白浜にも勝る絶景でした。美しい奇岩と押し寄せる波しぶき、沖のほうにも岩がありまさに絶景です。驚いたことにこの岩の下、海から2メートルほどのところで釣りをしている人が2人もいました。強烈な波が押し寄せている危険なところで釣りをされていました(ひえーっ)!カメラで写真を何枚も撮り、一日そこにいて過ごしてもよいくらいの美しさでした。そしてこんなところにも海外からの観光客が!中国語を話す人や金髪で自転車に乗っている人、日本語がわからないと来られないようなマニアックな場所にも海外のお客様がいらっしゃっていました。花の窟は大きな岩をご神体にした日本で最も古い由緒を持つ神社でした。靴を脱いで参拝したことは言うまでもありません。花の窟にも売店があり、そこで黒い石(本物の那智黒石かな?)でできた置物をみやげに買いました。パンフレットには海洋深層水のオーシャンビューの風呂や尾鷲の夢古道の湯がありましたが、スペックを見る限りでは湯ノ口温泉に勝る温泉はありませんでしたので湯ノ口温泉を目指すことにしました。しかしこれがまた遠いのなんの、尾鷲からさらに数十分はかかるじゃありませんか。花の窟から少し先に行ったところを右折して、そこから20kmくらい車を走らせました。行けども行けども温泉が見当たりません。「湯ノ口温泉まであと7km」という看板を通りすぎてから数km先で次のような標識がありました。「湯ノ口温泉まであと6km」あれ!?さっきから数kmきたのにまだ1kmしか進んでいないことになるの?標識のいい加減さに閉口しながらトンネルを出ると大きな川に出ました。そこを左折して500m行ったところにトロッコ乗り場がありました。車をとめてトロッコの乗車場に行ってみると、なんとトロッコは出発したばかりで2時間に1本しかありませんでした。これはもうあきらめて帰るしかないと思っていましたら、温泉まで車で行けるらしいのです(冷静になってみれば道があるのは当たり前ですね)。トロッコ乗り場を川に向かって左折したら1本道の細い林道のような狭い道がしばらく続きました。すれ違うこと数台、帰りの方が川に転落しそうです。やっと湯の口温泉についた頃にはもう午後のよい時間になっていました。
湯ノ口温泉の写真
2015年4月にリニューアルオープンした湯ノ口温泉 (筆者撮影)
駐車場に車を止めると、ヒノキの香りがプンプンにおいます。温泉はリニューアルしたての新築なのでした。運よくきれいになったばかりの温泉施設に入浴することができました。脱衣所はやや狭く、10人も同時に着替えていれば混んでるなと感じるほどでした。リンスインシャンプーとボディーソープは安物で、これを使った後は髪がパシパシごわごわになりました。そして毎回思うのですが、なぜシャンプーリンスとボディーソープがあって洗顔フォームがないのでしょう(笑)温泉で髪と体を洗って脂だらけの顔を洗わない人なんているのでしょうか?気になったのがせめて排水溝くらいは塩素で消毒してもらいたいものです、洗い場の排水溝が匂いました。脱衣所は掃除を常時されているようですが、それでも短い毛だらけで髪の毛を避けていたのに足の裏に毛がつき靴下を履く際に足の裏を拭かなければなりませんでした。床面の汚さについてはどの温泉に行っても同じというわけではなく、ここはたまたま前の方が頭をばーっとタオルでぐちゃぐちゃにして洗面所ではなくロッカーのところで櫛を研いだのかもしれませんが、汚いほうでした。どの温泉もそうですが、温泉に行って一番嫌なのが湯の汚さと脱衣所の毛だらけですね。水虫に感染することもあるので帰宅すると足だけは毎回洗いなおしてますけど(足がかゆくなる温泉があって以来)。後で調べてみると、この温泉は加温してませんでした。温泉は浅めの内湯と深めの露天風呂、寝湯と立湯がありまして、まずは貸し切り状態の立湯に入りました。景色は裏山が山林になっていまして木立を眺めることができました。露天風呂には小さな木の屑がたくさん入っていまして植物の綿毛が浮いていました。立湯に腰掛けるとちょうど首の上まで湯に浸かることができ、なかなかよいものでした。ほぼ貸し切り状態で首まで浸かれるという意味で立湯は浮いている脂肪や垢も少なくて一番よい風呂でした。露天風呂は人の油がたくさん浮いてまして、お世辞にもきれいな湯であるとはいえませんでした。寝湯はぬるいので長時間居座って雑談している人がいましてはっきりいって長湯しすぎて空かなかったのでちょっと迷惑でした。ここの湯は塩分が濃いのか体に浮力がかかりました。 それで熱めの風呂で、しっかり温まります。加水も循環もないものですから、湯の表面から少しずつ湯があふれて川に捨てられておりました。湯ノ口温泉の湧出量は毎分1200Lだというのに、浴槽にかけ流される湯の量はなんとちょろちょろ・・・ちょろちょろちょろ・・・と音がする程度です。これはどうしたものか、これでは湧出量1200Lと記載する意味がありません。節約したり湯を販売しているようで、この節約ぶりには「並の温泉と同等程度のかけ流し量なので」がっかりしてしまいます。もう二度と来られないかもしれませんので、きょうのことは二度と忘れないように、念入りに書き記しておくことにしました。地理的には秘湯といえますが、人気の温泉で来訪者も多いようなので秘湯カテゴリに入れることはできません。今回は衛生面で湯にゴミが多く興ざめしたところもあるので評価はふつうといたします。湯上りの温まり度は三重県の鈴鹿の温泉と比べるといまひとつでした。もし湯ノ口温泉を十分堪能するために入浴するのであれば、一番風呂か、もしくは貸し切り風呂が(毎回湯抜きしているのであれば)おすすめかもしれません。湯触りはぬるぬる系ではありませんでした。 思い出しましたが、露店風呂の湯の境目には緑色のコケが生えていました。湯の華はありせんでしたが湯を捨てた川には白い泡みたいなものがたくさんありました(これが湯の華なのでしょうか?)。飲泉できるとの情報がありましたが施設内に飲泉所はありませんでした。温泉掲示も目に付くところには見当たりませんでした。湯ノ口温泉の売店には、湯ノ口温泉の素が売っていましたので、入浴に行けない方は交渉次第でお取り寄せできるかもしれませんね。帰りのみちすがら、薄く切ったカジキのみりん漬け680円を1つだけ買って帰りました。後で家に帰ってカジキを焼きましたらこれは干してあったのか発酵が進んでおり匂いが強烈でした。魚は庶民価格ではないようで(手頃だったら道の駅のようなところでも庶民が買い物にきているはずですが、地元の方はいませんでした)イカの干物が1枚400円、しいらのみりん漬けが1パック700円ほどと、決して安いとはいえませんでした。漁師町なら安く魚が買えると思ったらそんなことはありませんでした。青切りみかんは1盛り1000円、1袋でも700円とスーパーの初物よりは安かったのですが、この値段ではさすがにみやげとしては躊躇してしまい、気になったけど買えませんでした。地元の方が利用されているお店で買い物をしたかったのですが、日帰りでしたのでそれができずに残念です。(入湯日 2015年9月23日) 

三重県尾鷲市熊野市の周辺観光情報

世界遺産 熊野古道 鬼ヶ城(500円のマグロ丼としらす丼、400円のサンマ寿司が土産屋の中で最安値だったのでおすすめです) 獅子岩 花の窟 七里御浜 千枚棚田 瀞峡 赤木城跡 大丹倉 布引の滝 紀和鉱山資料館 道の駅海山は売店がしょぼかったです。

三重県東紀州のおみやげ

熊野水軍 日本酒  干物セット  紀州ひじき  尾鷲ひのき まな板  うつぼの唐揚げ  新兵衛屋じゃこ天 にいひめちゃん  新姫サイダー  新那智黒石  めはり寿司

三重県熊野市の温泉宿泊情報

 
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